里海里山再生活動
2011年7月31日
ボラ待ちやぐら完成
7月31日、当協議会で進めてきた「ボラ待ちやぐら」復元計画のクライマックスともいえる、海のなかでやぐらを建てる作業が開始されました。当日は、新崎、志ヶ浦の住民たちが参加し、3艘の船で木材や重しを運び、テレビの取材カメラがまわるなか、ほぼ1日がかりでやぐらを組みあげ、昇降する足場を取りつけるなどして、完成といってもいいほどに仕上げることができました。

思えば、この春先に「間伐材を利用してボラ待ち櫓を作れないか」という発案から始まった復元計画は、これまで間伐材の運び出し、木材の樹皮を剥いだり、重しとなる石を袋詰めする作業などをレポートしてきましたが、このほど念願だった海のなかに実際にやぐらを建てるところまでこぎつけました。

「ボラ待ちやぐら」が建てられた場所は、新崎と志ヶ浦を結ぶ海岸線に沿った農道沿いで、志ヶ浦のカマヤ鼻の沖合です。この近くでは数十年前まで実際にボラ待ちやぐらで漁をしていたこともあり、現在もボラの回遊コースと推定されています。

かつてボラ待ちやぐらで実際に漁をしていた方の指導を仰ぎながら、ほとんど手作業の状態で進められ、試行錯誤しながら最初に2本の柱が海のなかに立ちあがったときはほんとうに感激したものです。

この「ボラ待ち櫓」の復元は、穴水町新崎・志ヶ浦里海里山推進協議会が中心になって進めてきたものですが、石川県漁業協同組合穴水支所、小泉一明支所運営委員長をはじめ、新崎・志ヶ浦の管理委員ならびに組合員の方々からもアドバイスやご協力を得て完成することができました。そのほか、各報道機関、ご協力をしていただいたすべての関係者の方々にも改めて御礼申し上げます。

このことが翌日の北國新聞で掲載されています。
北國新聞の記事

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